My Career

医療・福祉機器事業
技術職
2011年入社

キャリアライン図

広島出身で、大学は経済学部へ。卒業後はモノづくりがしたくて2000年に前職の会社へ入社しました。ウレタンフォームの製造の研修を受けた後、開発部門に配属されました。文系学部出身の開発担当は私1人だけでした。化学を勉強してきた他の同期と比較されて負けるのがイヤで、休日は図書館に通い詰め、独学で化学の勉強をしました。
ウレタンフォームは、主剤となる液体に発泡剤など添加剤を混ぜ、化学反応をおこして生成します。硬さやクッション性などの特徴をもたせるために素材の配合を調整するのが私の担当でした。「自分でやれ」という社風でしたので、上司にアドバイスをもらいながら実験を人よりたくさんして経験を積みました。
あるカーメーカー様の自動車のシートに私の担当したウレタンフォームが採用され、量産することになりました。苦労しましたが、自分の考えた製品が世に出るという歓びを初めて味わいました。その後本社へ転籍し、開発技術や生産技術を経験しました。充実感はありましたが、仕事で多忙なこれまでの生活を改めて振り返り、自分と家族の人生を見つめなおして転職を決めました。

モルテンでは、おもにマットレスの開発を担当しています。図面は入社してから勉強しました。設計だけではなく素材調達、メーカーとの価格交渉など幅広く任せてもらえる現状を貴重に感じています。入社後もすぐに海外の調達先へ出張に行かせてもらいました。こんなに一人でできることはあまりない。限られたことだけをやっていると視野が狭まりますから、やりがいを感じて仕事をしています。
前職でウレタンフォームをはじめとした素材開発の最前線にいましたので、素材選定にあたって原料、配合、分析に詳しいことは自分の強みだと感じています。しかしマットレスの開発は、ウレタンの知識だけでは成り立ちません。ベース部分だけでなく、カバーなども検討が必要です。ポリエステル繊維の知識が得られたのに加えて、樹脂材料も勉強中です。
最終製品はモルテンにきて初めて作りました。「テルサ」というマットレスの開発に携わりました。3分割でリバーシブルの構造で、寝心地が選べて耐久性も向上し、かつ洗えるという革新性の高い製品です。周りの協力を得ながら形にしていったこともあり、なんとしても成功させたかった。思いの詰まった製品です。発売後の手ごたえなど、営業とも意見交換します。医療・介護現場のニーズに対してモノづくりをしていくことで、医療・福祉機器事業は業務を通じて社会貢献できる、ということを日々意識して取り組んでいます。

今後は健常者向けの製品を作り、もっと多くの方にモルテンの製品を使っていただきたいです。私自身としては、自分で道を切り開く力をつけ、事業全体を動かしていけるようになりたいです。

モノづくりとは…

携わる全ての人が目的に向けて、創造、創出することであり、自分を成長させてくれること。