My Career

自動車部品事業
技術職
1994年入社

キャリアライン図

広島出身で、就職するまで広島を出たことがなかったですね。中高大学とずっとバスケをやっていたのでモルテンのブランドイメージは良かったです。
入社後は新商品開発部へ配属されました。自動車部品ではなく新分野の商品を、それも企画から自分たちで考える部署で、商品仕様の検討から金型の手配、評価方法の検討、材料選定、量産準備まで全てにかかわりました。ゴムや樹脂、素材もいろいろ試しました。大きな成果といえる商品は出ませんでしたが、このときにいろんな分野の技術スキルが備わりました。
その後、自動車部品の設計開発部へ異動しました。3年ほどゴム製品の評価を担当した後、製品評価から部品設計へ業務内容が変わりました。自分で設計した部品が形になり、量産されることに達成感や歓びを感じるようになりました。特に、数ヶ月間ほぼ毎週のペースで広島から通った名古屋地区の客先から信頼を寄せていただき、後に受注をいただいたときは嬉しかったです。

タイ工場には入社13年目で赴任し設計から金型、生産技術、材料まで新規品の立ち上げや改善活動など技術分野全般を任されました。また、考え方や時間感覚などの違う現地のスタッフに対し、自分の思い通りに動かそうとしてしまったこともありました。コミュニケーションの難しさを学び、上手くいかないときには次の一手を考えられるようになりました。
5年間の駐在を終えて日本に戻ってくると、タイ赴任前とまったく同じ業務に携わることに。「海外の経験を活かしたい」という思いで悩んでいましたが、帰国から2年後、再度タイへの赴任が決まりました。
このときは新しい部品の立ち上げが目的でしたが、技術開発部の業務だけではなく品質保証の領域も担当し、改善活動など組織の枠を超えた活動にも力を入れました。組織をまとめる、ひとを育てるといったマネジメントにも取り組みました。

そんな中で、ベトナム赴任の話をもらいました。常駐する日本人は私1人です。生産委託先も現地企業で、現地の人。設計などの業務はなく、受注品の立ち上げや物流などに携わります。委託先へ生産指導はできますが、アレコレ言い過ぎると聞いてくれなくなります。やはり考え方もことばも違い苦労しますが、面白いです。

モルテンは、若手のうちから思い切って仕事を任せる会社です。企業規模の面でも「やってみろ」という社風が成立するんでしょうね。他社だったらここまでやらせてもらえないと思います。
私は入社後10年目で部品設計が主な担当業務になりましたが、それまでの経験が設計でもその後の海外赴任でも非常に役に立ちました。また、技術スキルじゃないことが技術に役立つこともあります。希望の職場にいけないときでも、担当の業務を自分に活かすという視点をもつこと。実際にものに触ってやってみること、経験してみることが大事だと思います。
私はタイへの赴任がきっかけで全ての世界観が変わりました。この先も自分の強みを活かしながら、日本と海外で相互が高めあうような仕組みづくりに貢献していきたいです。

モノづくりとは…

客先や市場が要求するものを、価格・機能・品質のバランスがとれたカタチにすること。