インタビュー

中村 竜一NAKAMURA RYUICHI

スポーツ用品事業 営業職

2009年新卒入社
経済学部 経済学科

バスケットボールに導かれ、今がある

これまでの人生を振り返ると、バスケットボールに大きな影響を受けてきました。
私は学生時代から、ずっとバスケットボールを続けており、今でも社会人チームや社内のバスケットボール部に所属しています。
モルテンを志望したきっかけは、大学生の頃に、小学生以下のバスケットボール競技「ミニバス」の指導をしていた時に、モルテンの営業の方に出逢ったことでした。現在、私の仕事もスポーツ用品事業の営業職で、主にバスケットボールやシューティングマシンの営業をしています。

お客様と一緒に歓び、一緒に悔しがる関係

主なお客様はスポーツ用品の販売店、学校、協会や連盟で、入社後約3カ月で担当エリアを持ちました。
最初は、「大変だな」「できるだろうか」という不安な気持ちをかかえて営業をしていました。
しかし、毎月訪問しお客様と関わる中で、不安な気持ちよりも、仕事のやりがいや、楽しさに気づいていきました。

とりわけ大きかったのが、窓口の方だけでなく、モルテンの製品を使ってくれている子供たちと会話をするようになれたことでした。「ボールどうだった?」「シュートは入った?」「試合は勝った?」と、コミュニケーションをしているうちに、試合に勝てば一緒に歓び、負けたら一緒に悔しがる、そんな関係が自然と生まれていました。
この仕事をしていると、選手や子供たちの成長を間近で見ることができます。それが大きなやりがいにつながっています。

「もっと強い日本を。」 そのために私たちができること

いま、私は、バスケットボール、シューティングマシンの販促のプロジェクトリーダーとして、販売戦略などを企画、実践しています。
シューティングマシンは練習効率の向上によってシュート力アップが実現でき、導入することで確実にスキルの強化につながります。しかし、大変高価なものですし、まだまだ、導入される学校やクラブチームは少ない状況です。
購入しやすい支払い方法の提案や、クラウドファンディングを活用した購入方法など、お客様の導入をサポートできる方法を日々考え、提案しています。購入いただいたお客様に後悔させないよう、お困りごとの対応やメンテナンスを迅速に行うのも私の大切な役目です。
シューティングマシンは、日本のバスケをもっと強くするために、世界と互角以上に戦っていくために、要となる製品だと考えています。この市場を広げていくことが私の使命だと思っています。

子供たちのために、社会課題と向き合っていく

少子高齢化が進む日本では、学校の数が減っています。また、学校では教員の数も減少傾向で、先生方が部活の顧問をするのも、難しくなってきています。
「教員の働き方改革」の一貫として、部活動の運営管理を各地域に移行していこう、という動きもあります。そうすると、スポーツをする機会の格差も広がる可能性があります。つまり、以前は子供たちが学校で「このスポーツをやりたい」と当たり前に選べていたのに、これからはお金を払わないとスポーツができないということが起こりうるわけです。
長い目で見ると、日本人のスポーツ離れが起こり、将来的に国民の健康にも影響があるかもしれません。こういった社会課題に、モルテンのスポーツ用品事業で何ができるかを模索しています。

私は、部活動から多くのことを学びました。また、一生懸命練習をする子供たちを見てきて、子供たちが気軽にスポーツができる環境を残していきたいと強く感じています。もちろん我々大人の思いだけでなく、子供たちがどうしたいかという視点も大切にしていきたいです。
「持続可能な形で、部活動を守る」この課題をモルテンの技術や製品を通して解決していきたいと思っています。新しいことへのチャレンジですが必ず形にしていきます。

私の「つくれ。」

「子供たちが気軽にスポーツができる、格差のない社会をつくれ。」

モルテンが関わることで、部活動が自走できる仕組みをつくる。

一緒に働きたいひと

受け身ではなく、一歩前へ出て、自分で工夫してやり方をつくっていける人。チャレンジ精神あふれる人。

一日のながれ

08:50 始業
09:00 メール整理、提案資料準備
09:30 アポイント先へ移動
10:30 バスケットボールクラブチーム訪問
12:00 ランチ
13:00 スポーツ施設訪問
15:30 中学校の部活動へ訪問
17:00 スポーツ店訪問
18:00 退社