インタビュー

長谷川 乃亜HASEGAWA NOA

スポーツ用品事業 企画・マーケティング

2021年中途入社
商学部 経営学科

スポーツに生かされた。だから、スポーツに携わる道に

私は、プロの選手を目指して、サッカーをやってきました。
高校・大学時代と、サッカー中心の生活を続け、大学2年生の時に、自分がどこまで通用するのかを確かめるために、メキシコに渡りプロリーグに挑戦しました。短い期間ではありましたが、現地のプロチームの選手としてプレーしていた時期もあります。
メキシコで苦楽を共にしたチームメイトと、引退の際にユニフォームを交換したのですが、その時の言葉では言い表せない感動は今でもはっきりと覚えています。
モルテンに中途入社をする前は、2社の食品メーカーに勤務し、イギリスやアメリカでマーケティングやブランドマネージャーなどをしていましたが、かつて私がメキシコで経験した「スポーツで胸が熱くなる瞬間」をつくる仕事がしたいと思い、モルテンに入社しました。

足を使って意見を集め、ブランドを高めていく

現在、スポーツ用品事業のブランドマーケティングという部署で、ブランドを様々な方に伝える仕事をしています。具体的には、国内外の競技団体と協業した活動や商品のプロモーション、リアルな場とデジタルでのブランドコミュニケーションなどの戦略や企画立案、その実行を行う部署です。日々の業務は、商品企画、開発、営業など部門を横断して集められたチームでディスカッションし、プロモーションの企画を進めています。海外の競技団体や、海外拠点の同僚と一緒に、現地の大会の準備を進めることもあります。

また、前職でのブランドマネージャーの経験から、モルテンのスポーツ用品事業として「今後のブランドはどうあるべきか」という、ブランドを根底から見つめ直すことをやっています。具体的には、他部署や他事業の責任者を巻き込んで、スポーツ用品事業のブランドについての客観的な意見を参考にしながら、今後の方向性について議論をし、検討します。未来のブランドがどうあるべきかを考え、進めていく仕事です。

そのほか、実際にバスケットボールコートやフットサルなどの大会に足を運んで、直接プレイヤーにヒアリングやアンケート調査を行ったりもします。実際に製品を使っている人の意見には、毎回ハッとさせられる発見があります。
このような調査に基づいて、強みや弱みを定量的、定性的に把握し、モルテンのブランドの方向性を模索している最中です。モルテンが提供している製品は、スポーツのジャンルも多く種類も豊富なので、ブランドの方向性を固めるのは簡単ではありませんが、この先、さらにブランド力を高めていくために、整えていきたいと思います。

世の中の課題に対して、ポジティブな体験を生み出したい

私はスポーツを途中でやめてしまうことに課題を感じています。
例えば、日本の女子バスケットボール競技人口は、15歳がピークで、18歳以上ではそのうちの約20%しか続けていないというデータがあり、多くの人が競技を離れてしまうという課題をかかえています。

この課題を解決するために、様々なライフステージでも好きなことを続けよう=「バスケを続けよう」といった企画を立案しました。
一般社団法人バスケットボール女子日本リーグ(Wリーグ)様にも賛同いただき、選手やアーティストの方と共同で企画したボールを制作し、リーグ戦の会場で来場者も巻き込んだ取組みを行いました。今回をスタート地点として、継続的に取り組めるようしっかりと統括をし、今後の活動に活かしていきたいと考えています。

自分がやりたいことや、他の人のやりたいことを共有し、協力して形にしていくのが、私の仕事の醍醐味です。 スポーツを通して社会的に大切なことや解決したいことに対して、ポジティブな体験を生み出せる活動を行っていきたいです。

モルテン製品を通して、感動を届ける

スポーツには、人に大きな影響を与える力があります。私が過去にメキシコで味わった感動は、私の人生を変えました。
モルテンブランドの製品を多くの人に届けることが、本来のマーケティングの仕事となりますが、私の使命は、モルテンの製品を使っていただいた人たちの心に「スポーツの体験」を残すことだと思っています。
世界中の人たちが、スポーツに感動を覚え、日々の活力を得る。さらにスポーツが広がり、そこからコミュニティが生まれ、人々がつながることで社会が豊かになる。そこにモルテンが貢献したい。
それを実現するために、私自身がグローバルでマーケティングをリードする人材にならなくてはなりません。受動的でなく、能動的に行動し、世界中の人たちにモルテンブランドの製品を届ける挑戦を続けていきます。

私の「つくれ。」

世界中の人たちがスポーツで感動をするきっかけをつくれ。

かつての自分が感じたような体験や感動を一人でも多くの人に届けたい。

一緒に働きたいひと

やりたいことを持っている人。
やりたいことがある人には自分の軸があり、価値観がある。モルテンの仕事には、それが必要です。

一日のながれ

09:00 始業
09:30 メールのチェック、ミーティングの準備
10:00 海外のマーケティング担当者とミーティング
11:00 社内で商品計画のミーティング
12:00 ランチ
14:00 日本バスケットボール協会へ訪問
15:00 社内でプロジェクトの定例ミーティング
16:00 資料作成、メール対応
18:00 退社