インタビュー

岡﨑 勝也OKAZAKI KATSUYA

管理本部 経理

2018年新卒入社
経営情報学部 経営情報学科

会計を学ぶことの大切さを伝えたい

学生時代は野球をやっていました。スポーツを観るのも好きで、プロバスケの試合もよく観に行っていました。その際に、モルテンを知りました。
就職活動中にモルテンの会社説明を聞き、スポーツ用品事業だけではなく複数の事業展開をしていたり、海外拠点もあるということに惹かれ、入社を決めました。学生時代は、バスケットボールが印象的だったため、スポーツ用品事業の営業職を希望していたのですが、入社後、経理部に配属されました。
配属された当初は会計の知識はまったくありませんでしたが、今では、社内研修で会計を教える立場にあります。若い社員に、利益が出る仕組みをしっかり理解してもらい、現場に配属されても利益を意識して行動してもらえるよう、自分がこれまでに勉強してきたこと、経験してきたことを交えて教えています。
会計を学ぶことで、事業活動の根幹である「利益が出る仕組み」を理解することができます。それは自分自身の社会人としての市場価値を上げることにもつながります。経理の仕事をしていて思うのは、こんなにも自分の可能性を広げてくれるポジションはほかに無いということです。

自分で調べ、考え、やってみる

経理の仕事は、会計、法律、海外市場など、幅広い知識が必要で、いちから学ばなければならないことが膨大にありました。銀行とのやりとりでは、金融業界の専門用語が理解できない中で関係づくりをしなければならず、会話についていくのもやっとな状態でした。
入社約3カ月の時に、海外拠点へ国境をまたいだ融資を行う「クロスボーダーローン」という仕事を任されました。上司には「まずは自分でやってみる」ということ推奨されていたため、分からないながらも、まずは自分で調べながら進めていきました。金融機関の担当者に質問したり、前任者のやっていたことを確認したりしながら、複数の選択肢の中から、より良い選択をして仕事を進め、やり切ることができました。

当時を振り返ると、これまでの人生で一番勉強していたと思います。
政治、金融、経営など、様々な勉強をしました。日経新聞を毎日読み、金融に関する本も読み、会社の通信教育の制度を使って簿記も学びました。
仕事をしながら勉強するのは大変でしたが、圧倒的に自分の力がついた時期でもあったと感じます。

「面白くなさそう」な、経理の仕事は面白い

経理の仕事は、「一日中、数字ばかり見ていて面白くなさそう」というイメージを持たれがちなのですが、それはほんの一面でしかありません。実は奥が深い非常にクリエイティブな仕事です。
他部門と協働して、仕事の流れや仕組みを変えていき、新しい価値を生み出していくのが経理の仕事の面白いところ。

会社の中で新しいことをやろうと思うと、当然一人ではできません。仕事はチームで行う共同作業です。
何かの課題に対して「これが正しい」と考え、行動しても、そこには賛成する人もいれば、反対する人もいます。重要なのは、限られた時間の中でそれぞれの意見を聞き、折り合いをつけること。そのためには正しいと思える根拠をしっかり揃えることと、最終的には賛成してくれる人たちを巻き込むことが大事です。それを実感した経験がありました。

3年前に、医療・福祉機器事業の請求書をペーパーレス化するプロジェクトに携わりました。
それまで1,000社以上の顧客に紙の請求書を発行していましたが、これを電子化して、仕事のやり方を変えるというもので、実は「なぜわざわざ変えるのか」という反発も少なからずありました。
その後、コロナ禍となりましたが、請求書のペーパーレス化が完了していたため、在宅勤務にも問題なく対応でき、医療・福祉機器事業の担当者から 「電子請求書のおかげで非常に助かった」と言ってもらえました。
この成果もあり、現在、全社的に請求書をペーパーレス化するプロジェクトが動いています。

海外で経営に携わり、自分の価値を高めたい

「ビジネスで利益を出しながら社会課題を解決する」
これは、これからの時代、企業により求められることではないでしょうか。そのためには、どんな社会課題があるのかを知っていなければなりません。
私は、世の中で今何が起こっているのかを知るために勉強を続けています。そして、この先は、もっと視野を広げるため、海外拠点に赴任して会社経営を経験したいと思っています。
モルテンでは、経理部に配属されると、その後海外拠点に異動になり3~5年間そこで仕事をするというのが通例です。
海外拠点では、部門長や取締役のポジションにつき、経営判断を求められる場面が多くあると先輩方からも聞いています。大きな責任を果たすため、判断力、決断力が求められる。そのような環境に身を置くことは、自分自身の成長につながると考えています。
そして、日本に戻った時に、会社の利益拡大に大きく貢献できる人になり、社会課題に目を向けた新たなビジネスを任される人材になりたいです。

私の「つくれ。」

より大きな利益をつくれ。

利益を出すことが、企業にとってマストであり、利益を出さなければ何事にもつながらない。だから利益をより多く出せる体質をつくっていく。

一緒に働きたいひと

常識を疑える人。
そして、壁に当たっても、それをポジティブに考え、楽しめる人。

一日のながれ

08:30 始業
08:45 メールのチェック
10:00 貿易関連の仕事
11:00 経理のデジタル化推進の打ち合わせ
12:00 ランチ
13:00 他事業部との業務効率化の打ち合わせ
16:00 プレゼン資料の作成(業務効率化の社内提案資料など)
17:15 退社
18:00 趣味と勉強の時間(スポーツの試合観戦やニュース番組チェック)